頸椎症の疼痛の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
50代男性。
ストレートネックで頸椎症。
3週間前から強く痛みだし、鎮痛剤や神経ブロック注射でも首~肩~腕~手先までの痛み・痺れがとれません。
「もう、切りとってしまいたいぐらい痛い」とおっしゃいます。
病院では、あとはステロイド治療しかないと言われ、その前に漢方を試してみたい、と来店されました。
症状は夕方に悪化。
冷えがあり、お風呂で温まると少し楽になります。
舌の色は暗く、白い苔がついています。
漢方で「痺証」と呼ぶ症状です。
痺証の専門薬に、「血」の巡りを良くするもの、腎の力をつけるものを合わせてしっかり飲んで頂くことに。
大変つらそうでしたので、店頭ですぐに1回分飲んでもらいました。
1週間後に再来店、「先日こちらで薬を飲んで帰ったら、家についてからかなりラクになりました。」
肩、腕の激しい痛みは違和感程度まで軽減!
ただ、まだ首の痛みがあります。
日中はそうでもないのですが、やはり夕方からつらいとのこと。
今までどおりの漢方に気血の巡りを良くするものをプラスして、調整しながら継続中です。
痛みは本当に耐え難いもの。
その場しのぎの痛み止めではなく、根本的な原因を改善することでつらい痛みとサヨナラしましょう。
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